2020年の思い出話
家賃保証会社としては中堅規模になるのでしょうか?代位弁済の取立てを電話、ハガキで済ませる保証会社が多い中、こちらの会社は5回ほど訪問がありました。
対象物件と代位弁済
2020年のコロナ発生後、比較的早い段階で営業を停止した、東京スカイツリーにほど近い「テナント物件」になります。
約760,000円の代位弁済ありがとうございます。
- 月額家賃約170,000円
- 代位弁済金額:約760,000円(月額家賃約170,000円×4ヶ月分+賃貸借契約解約月の日割り分約80,000円)
取立て訪問は早かった
月末の家賃支払いが間に合わず、月をまたぎ10日も過ぎたら電話による支払い催促がありました。特に威圧的な感じはなく、若くて会話のぎこちない新人営業マン的な担当者でした。
代位弁済が実行された後に会社宛(貸借物件とは別所在地)に請求書が届きますが、圧倒的現金不足に陥っていますのでどうあがいも支払うことができません。
貸借物件に訪問
当該物件に直接訪問されたようですが、営業しておりませんので無駄足を運ばせてしまいました。担当者が勝手に入室できるわけもなく、営業の実態も確認できず困ったのではないでしょうか?
本社に訪問
2ヶ月分の滞納になるまで4、5回は訪問があったと思います。特に威圧的な言動はなく、営業実態や支払見込みの確認になります。
お支払いしたいけれど現状支払うべき現金が不足しています。申し訳ございません。
退去届は出していない
支払困難な状況に無理矢理の催促はありませんでした。貸借物件の解約がまだでしたので、早急に手続するように依頼がありました。保証会社としては1日も早く解約してもらわないと「代位弁済額」が増える一方なので当然の対応ですね。
退去届の提出はずるずると伸ばしてしまい、最終的には未提出ですが解約となったようです。
滞納3ヶ月位の段階で荷物は運びだしていますので「どうでも良い」感でした、すみません。
退去後に訪問は一切ない
電話はあったのかもしれませんが応答しませんので確かではありません。常識的に考えれば電話連絡も当然あったのだろうと思います。反面、直接の訪問は一切止みました。もしかしたらコロナによる自粛も影響しているのかもしれません。
郵便物は月1通程度の頻度で届きますが、言うまでもなく無視を決め込んでいます。
通告書
請求明細書
着信電話番号
確認している限りにおいて、次の電話番号からの着信は日本セーフティ株式会社からになります。
- 03-5446-5700(0354465700)
- 03-5446-5704(0354465704)
- 03-5446-5706(0354465706)
- 03-5446-5707(0354465707)
- 03-5446-5709(0354465709)
- 03-5446-5711(0354465711)
- 03-5446-5746(0354465746)
- 06-6225-9000(0662259000)
2022年秋|通告書
2022年夏の時点で法的措置も訪問も一切なく、3ヶ月に一度くらいの頻度でお手紙を頂戴する程度でしたが、秋頃に下記通告書が届きました(怖~恐~)
貴殿は下記物件の契約を2020円**月まで日本セーフティー株式会社と賃貸保証契約を締結しておりましたが、未だに未納金の支払いがなされておりません。
再三にわたる電話連絡、通知郵送、訪問等にも関わらず貴殿からの誠意ある対応も無く、両者間の信頼関係は既に崩壊しております。
よって下記の立替した未納賃料等全額を2022年**月**日**時までにお支払い下さいますよう催告申し上げます。
尚、期日までにお支払若しくはご連絡頂けない場合は、差押えを含めた法的処置を視野に入れた対応となります。
万が一、お支払いができない場合においてもご連絡は必ずお願い致します。
2024年秋|弁護士受任通知
忘れた頃に突然の弁護士受任通知!相手は忘れてなかったのですね。
受任通知兼請求書
冠省 当職は、2 0 2 4 年**月1** 日付で日本セーフティー株式会社から、貴殿に対する 下記債権の管理回収業務を受任致しました。
今後本件に関するお問合せは当職がお受けする事となりますので、ご承知おき下さい。 お支払いにつきましては、直ちに下記支払口座へお振込にてお願い致します。
債権の内容(債権額等)をご確認頂き、ご不明な点のある場合及びご事情等によりお支払 いが困難な場合には、連絡期限までに必ず当職宛にご連絡下さい。
なお、お支払い若しくは誠意あるご回答がない場合は,やむを得ず法的手段に及ぶことも ありますので,予めご承知おき下さい。
よろしくご理解の上、早期にお支払い頂きますようお願い申し上げます。お支払いと本状が行き違いの場合には、何卒ご容赦下さい。
訴訟着手予告書
まとめ
この後、法的措置に移行されるなり、放置されるなりは日本セーフティー株式会社次第だと思います。何かしら進展があり次第に、追記していきます。
直接の訪問はあったにせよ、威圧的な態度や言動は一切感じませんでした。以前のとある保証会社の態度は横暴だったのである意味拍子抜けした感じです。
借金問題に強い弁護士事務所
私は原則的に『無視』と『郵便物はシュレッダー直行』に徹していますが、支払督促など無視し続けると最悪の場合は財産の差押えが待ち構えています。差押自体は財産がなければどうでもよいことですが、一番困るのは勤務先への給与差押ではないでしょうか。金銭面と会社への信用面の2つに関わる問題です。ここまでくる前に確実に解決を望むのであれば借金問題に強い弁護士にお願いする方が無難です。
弁護士以外にも『司法書士』にお願いする方法もありますが、扱える限度額や委任可能範囲に違いがあります。費用的にも大差はないので全権一任できる弁護士に依頼する方が手間も省けます。
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